聴覚や視覚に障害のある子どもたちを中心にしたコーラス・グループがあるのを知っていますか?
http://www.elsistemajapan.org/twhcmember
僕も知り合いの方伝いで知ったんですけど、昨日、今日とNHKで特集をやってまして見ました。
聴覚に障害のある子は、白い手袋をして、手話と、手歌という独自の表現で歌をうたいます。
視覚に障害のある子は、声を出して歌います。
ベネズエラが発祥らしく、日本では最近作られたようです。
みんな楽しそうにうたってて、これ、生で見たいなあと思いました。
というか、娘もやりたいと言ってて(まあ、この子のやりたいはあまりあてになりませんが(笑))、こういう活動に参加できたらいいなあと思いました。
もともと聴覚障害の子が中心だったようですが、そこに視覚障がいの子も加えようとしたときに、先駆者のベネズエラの方にアドバイスをもらってて、その方が言ってましたが、違う障がいの子を加えるのはすごくいいと。なぜなら、お互いに(とは言ってなかったけど、僕はそう捉えました)助け合う体験ができるからですと。
参加してる子の保護者の方のコメントにもありましたけど、大人たち(僕もそうですけど)は、聞こえない子と見えない子、どうやってコミュニケーションするんだろう?と、読めないところがあったようですが、子どもたちは、別に普通に交流したようです。
いずれの障がいの子も、大人たちとばかりいると、いつも助けられる側になってしまう。
健常の子といても、助けられることが多いかもしれない。
日本理化学工業の大山会長(今の役職まではわかりませんが)が、あるお坊さんから聞いた言葉で、
幸福とは、①人に愛されること、②人にほめられること、③人の役に立つこと、④人に必要とされること
というものがありますが、③と④は、助けられてばかりだと満たすことができない。
③と④が満たされたんだろうなと思いました。
もちろん、これができない状況もあるでしょうし、これができないからよくないわけではありませんが、大切な体験ができたんだろうなと思います。
ベネズエラの方が言ってたのは、こういうことなんじゃないかなと思いました。
しかし、こういう可能性が広がることが増えていくのはすごくいいなと思いました。
九州でもこういうのができるといいですね~!
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