難聴の子どもを育てるご家族の方へ


自分の子どもが難聴と診断されたとき、親としては、大きな不安を感じたのではないでしょうか?
特に、両親ともに健聴で、難聴の方と関わったことがなかったとしたら、さらに戸惑いは大きかったかもしれません。

 

また、病院側の告知に、ひどく心を痛めた方もいるかもしれません。

そして、おそらくインターネットで難聴の情報を検索したのではないでしょうか?

ネット上の情報をくまなく読み、目の前が真っ暗になった方もいるかもしれません。

 

私(岩尾)の娘の場合、生後4ヶ月で病院で難聴と診断され、「5ヶ月以内に音を入れないとまずいよ」と医師に言われ、療育センターを紹介されました。そして、その足で療育センターに行こうと思ったら、予約が2ヶ月待ちで、「5ヶ月を超えてしまうじゃないか!なんとかならないのか!」と焦り、予約待ちの間にネットで調べた情報は、「こんな不都合がある」、「こんな厳しい現実がある」という話ばかりで、心底気が滅入ったことを覚えています。

 

療育を始めてからも、なかなか言葉が出ず、本当に音が耳に入っているのか?本当にしゃべれるようになるのか不安な日は続きました。

 

あなたも、同じような思いをされているかもしれません。

 

しかし、おかげさまで娘は3歳になり、かなりうまくおしゃべりできるようになりました。

もちろん、同い年の健聴の子ほどではありませんが、本当によく成長してくれました。

 

インターネット上で検索できる難聴に関する情報は、確かに必要な情報ではありましたが、知れば知るほど希望が無くなる情報がほとんどでしたので、実際に、難聴の子どもの療育に関わってきたからこそわかった希望ある事実を、ここではお伝えしたいと思います。

 

まず、5ヶ月以内に音を入れないとまずいということについて

医学的にはそうした方がより良いというのは事実で、早いうちから音を入れて療育するに越したことはありませんが、5ヶ月以内に音を入れないと取り返しがつかなくなるということは、まずないと言えます。

実際に1歳半から補聴器を付けてどんどんしゃべれるようになってきた子がいます(もちろん、先天性だったのか、生まれてから少しの期間は聞こえていたのかは不明ですが)。

 

「○○君は、もう言葉を発することはないでしょう」と生まれて間もなく医師に言われたけど、療育をすることで、本当に上手にしゃべれるようになった子も実際にいます

 

この子は音楽を楽しむことはできないのか・・・と、気落ちしたこともありましたが、私(岩尾)の娘は、もちろん下手ですが、歌を楽しく歌ってますし、踊りも楽しんでいます(当然歌があまり好きでない子もいるはずですが)。

 

私たちの身近な子どもたちは、本当によく学習して、どんどん言葉を発するようになったり、手話を覚えていっています。

おそらくこの先、いろんな不都合に出会うことはあるでしょうが、今では、この子たちなら、いろんな困難があったとしても自分の未来を開いていけるだろうと、信じることができるようになりました。

 

しかしながら、私たちもそうでしたが、ほとんどの方が、最初は不安が大きいことと思います。

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