難聴の子どもの発語

こんにちは。岩尾です。

 ちょっと、娘の発語具合を振り返ってみました。

 

1歳8ヶ月(療育を始めて1年2ヶ月)ぐらいで、有意味語が出だしました。

 

有意味語というのは、字の通り、意味のある言葉です。

親の言葉のリピートでもなく、意味のある言葉。

うちの子は、コップに入れた牛乳を飲み干して、空っぽになったコップを見て、「ナ~イ」と言いました。

「あ、有意味語出たなあ!」と思いました。

 

 

 

このころ、単語は、少し出てましたけど、確か、片手か両手で足りるぐらいの語彙。

この2~3ヶ月後ぐらいから言葉が爆発的に増えてきました。

 

2歳間近(療育を始めて1年半)のとき、

「ぎゅーにゅー ちょーだーい」と、二語が出ました!

「おお!出た!」と興奮しました(笑)

このころ、絵本を読んでる言葉を真似しだしたりして、結構長い言葉を真似するようになってきました。

もちろん、あまり意味はわかってないと思いますけど。

 

2歳1ヶ月には、水槽を指さして、「おみず、いっぱーい」と言いました!

牛乳、ちょうだいは、いつものシチュエーションだったけど、この「お水、一杯」は、自分からの言葉で、このときも大興奮しました(笑)

そして、その日保育園にお迎えに行くと、同じクラスの友達が、

「ともりちゃんのぱぱがきたよ~」と滑らかに3語を話してて、強烈なカウンターを入れられました(笑)

 

2歳4ヶ月のころは、エプロンをつけるとき、「いちごがいいの」と、意思表示をするようになり、

「ぱぱ、いっしょにちーずたべよう~」と、4語文をしゃべるようになりました!

しかし、結局一人で食っちまいやがったんですけどね(笑)

 

このころ、保育園のことを聞くと、少しずつ返答もするようになってきました。

「今日、誰と遊んだの?」

「○○ちゃん、○○ちゃん、○○くん」

「何して遊んだの?」

「うあおー いたー」

「???なに??・・・・

あ!ブランコしたの?」

「ぶらんこしたー」

少しずつ会話ができてきて楽しくなってきました。

 

同時期、ご飯を食べた後、

「ごはん、いっぱいたべたー どーなつたべるー」とかも言い出しました。

言葉の意味を理解できるようになってきて、自分から発するようになりました。

 

もちろん、これはあくまで個人の発達具合で、人それぞれスピードも違えば、得手不得手もあります。

でも、確実にできるようになります。

周りの子も、もちろん特徴は違いますけど、確実に言葉が出るようになっています。

 

このころは、本当に無我夢中で、療育的な関りについては、とにかく言われたことをやっている状態でした。

振返ってみると、ノートに書いてたのでわかったんですけど、療育センターで学んだことをまじめにやっていたようです(笑)

それが功を奏して、少しずつ言葉も成長してきました。

 

なんとなく、健聴の子とは、言葉に関しては、1年ぐらいの差があるかなとは感じています。

まあ、これは徐々に追いついてくるはずですけど、2歳あたりのときはやっぱり気になりましたね。

差があるのは当たり前で、わかってるんだけど何だか気になる。

僕は、落ち込んだりはしなかったけど、何か気になる。という感じでした。

まあ、成長がゆっくりなので、変化がよくわかって感動を味わえるのはいいですね。

今は、もうすぐ5歳になりますが、同年代の子とは1年差ぐらいはあるけど、日々成長していってます。

今後も楽しみですね。