視点を変えて見る

皆さん、こんにちは。

岩尾です。

 

最近、いろんな視点の変化が起こってます。

そんな話をまた一つ。

 

うちの娘は、風呂に入ると、体を洗わず遊びまくるし、なかなかあがらないし、夏場は暑かったせいか、すごい機嫌が悪くなるし、気持ちよく風呂に入れたためしがありませんでした。

 

子どもが風呂でずっと遊んでるって話はよく聞くし、別に遊んでもいいし、長引いてもしょうがないかなとは思うけど、なかなか体を洗わないし、それでこっちが洗おうとする怒りだすしで、そこだけは何とかならないかといつも思ってました。

 

で、ふと思ったのが・・・

 

 

 

 

風呂では補聴器を外します。

当然、あまり声は聞こえません。

ただ、風呂場は結構声が響くので、「あ、聞こえてるの?」とうことは多いんですけど、長い言葉になると難しいはずです。

 

風呂場で大きな声で耳元で、「ちゃんと身体を洗わんといけん」ということは、何度も話してるけど、よく聞き取れてないんじゃないか?


そもそも、風呂場では体を洗うということが、イマイチわかってないんじゃないか?

 

これは、絵本などでも読んでるし、当然わかってると思い込んでたけど、よくよく考えてみると、

「風呂は、体を綺麗に洗うところだよ」

と、教えたことはないように思う。

 

そこで、風呂からあがって、補聴器をつけてから

「お風呂は、何するところ?」と聞いてみました。

 

すると・・・

「あそぶところ」

 

なるほど・・・・!!

遊ぶところだと思ってたから、体を洗おうとしないし、洗おうとすると怒ってたわけか!

 

なので、お風呂は、体を綺麗に洗うところだよということを詳しく話しました。

 

聴者は、いちいち言わなくても、何となく理解していくんだろうけど、難聴の子は、こういうところが、入ってこないんですよね。

「そんなことまで言わないといけないか?」まで、しっかり話してあげるに越したことはないと強く思いました。

 

もちろん、難聴の子全てが、風呂は遊ぶところと思っているわけではなく、これは単なる一例で、「当然わかってる」という思いは難聴児に対してはなくし、うっとおしいほどに説明してあげることがすごく重要だなと思いました。

 

まあ、本当にうっとおしいと思われたら逆効果だけど(笑)

 

あちらの視点で見てみること。

僕もまだまだですけど、大切なことですね。