言葉が出だした!

こんにちは。岩尾です。

今回は、発語について書いていきます。

 

うちの娘は、生後6ヶ月ぐらいから補聴器を付け始めましたが、まあ、1日15分~30分で、たまに休む日はありつつ、ほぼ毎日は付けていました。

 

1時間付けられたかと思うと、また30分程度に戻り、5分で外される日もありつつ、地道に繰り返しました。

 

生後9ヶ月から集団療育に通い始め、1歳2ヶ月ぐらいで、補聴器をずっと付けられるようになったかなというところです。8ヶ月ぐらいかかった感じですね。

 

それから5ヶ月、1歳児クラスの4月、1歳7ヶ月ぐらいのときで、発語は3語か10語かそんなものでしたかね?

補聴器は付けてる。そして、家でも有効と思われる言葉を夫婦で繰り返しかけ続けている。

なのに、なかなか言葉が出てくるようにならず、本当に聞こえてんのかなあ?と不安は続いてました。

 

担当のSTさんに言うと、「1日補聴器を付けられだしたのが11月で、それから5ヶ月ですよね。つまり、言葉に関しては、生後5ヶ月ですよね」といったようなことを言われ、そうだよな。5ヶ月で喋ってる子はそんなにいないよなとは思いつつ、でもやっぱり心配は続きました。

 

そして更に3ヶ月ぐらい。1歳10ヶ月ぐらいのときに、一気に言葉が増えだしました!

1日補聴器を付けだして、8ヶ月ぐらいですかね。

今までの地道な言葉かけが、一気に花咲いたような感じで、どんどん新しい言葉を発するようになりました。

それから2歳1ヶ月の頃には、160語ぐらい話すようになり、この頃、2語が少しずつ話せるようになってきました。

 

2歳2ヶ月の頃(補聴器を1日付け出して1年)には、よく聞き取れない言葉も話すようになり、その頃から、人が言ったことをよくリピートするようになりました。

療育的に関わっていると、親としては、いろんな言葉をリピートすることが多いので、それで覚えたのかもしれませんが、嬉しい習慣です。

 

2歳4ヶ月の頃(補聴器を1日付け出して1年2ヶ月)には、「いちごがいいの」や、「ぱぱ、いっしょに、ちーず、たべよう」といった意思表示をするようになりました。

 

2歳児クラスの終わり、3歳半(補聴器を1日付けだして2年4ヶ月)には、おそらく聞き漏らしてるものもあるはずですが、800語を超えました。

この頃には、「今日保育園で誰と遊んだ?」「何して遊んだ?」など、ちょっとした会話もできるようになりました。

 

もちろん、難聴の程度やその子の個性、関わり方などは様々なので、100人いたら、100通りの成長の仕方があるわけで、単なる一例ではあります。

 

ただ、周りを見ると、なかなか言葉が出なくて、それでも踏ん張って踏ん張って・・・・一気に伸びてきた!というパターンは、結構あるなとは思いました。

___⤴ こういう曲線の成長パターンですかね。

 

今だから言えることは、最初はなかなか成果は出ないはずで、全く成果が見えなくても、ここで踏ん張って、地道に繰り返し繰り返し、とにかく環境を整えて言葉をかけ続けていれば、必ず花開くときがくるということです。

有効な言葉を繰り返し続ければ、必ず後の成果につながると、今は確信できます。