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第45回定例会を開催しました!

みなさん、こんにちは!

岩尾です。

 

第45回のそらいろ定例会、

今回は、オンライン定例会でした!

 

「新学期、学校や園の様子はどうですか?」

というテーマでお話ししました。

 

 

 

今回、すごく良い話を聞けました。

中学入学のメンバーがいたんですけど、中学の先生に、本人が自分の聞こえについてと、これからよろしくお願いしますということで手紙を書いたとのこと。

すると、中学校の学級通信に、本人と家族の了解を取った上で載せてくれたようなんです。

 

これで、保護者にも知ってもらうことができました。

 

そして、その学級通信を読んだ、別の小学校から来た生徒さんが、先生に、「僕にできることは何かありますか?」と言ってくれたとのこと!

これは嬉しいですね!

 

入学当初から、聞こえについて考えてくれる動きが出たことはすごく有難いですね。

もちろん、今後課題もあるとは思いますが、この最初の動きは励みにもなるし、良い方向に向かっていければと僕も願っています。

 

ちなみに、この子は、小学校も難聴学級で、中学にも難聴学級を新設してもらっています。

その難聴学級の先生に、中学の先生に手紙を書いてみようかと提案してもらったようですが、本人が、先生に手紙を書くというのは、自分で自分の聞こえについて理解して、相手に対しても理解してもらうためにどう伝えたらいいかを考える機会になるし、受け取った先生も、本人からの手紙は、より一層考えてくれるきっかけになるし、非常に良いなと思いました。

 

そして、この子のお母さんに、難聴学級にして、何が良かったか聞いてみますと、

「自分は難聴である、聞こえないということを自覚できたことが一番かな」

と言われていました。

 

これは、非常に重要な視点だと思いました。

 

この自覚がなく、「自分は聞こえる」と思っていたり、親がうちの子は聞こえていると考えることもあったりして、後々、うまくコミュニケーションが取れずに学校や仕事で孤立した、仕事を辞めることになったという話もよく聞きます。

 

聴力が低いので、聞こえない部分があることは当たり前で、それ以上でも以下でもありません。

聞こえない部分があるからどうする必要があるか?

ここを自分自身で考えて、相手に依頼して、受け入れてもらえるようにすることが、やはり一番大切なことだと思います。

 

先天性だと、自分は聞こえていると思っても、比べる事ができないので、思った以上に抜け漏れがある状態を「聞こえている」と思っているかもしれません。

 

実際、音声文字変換アプリを使った難聴の方が、

「え?会議って、こんなに話してたの?」

と、びっくりしたという話は、非常によく聞きます。

 

あとは、やっぱり、難聴に限らずですが、人は誰かに支えられて、もちろん、自分自身も誰かを支えて生きているわけです。

誰かに助けられて、誰かを助けて生きているわけです。

 

「自分は聞こえていない」という自覚を持つということは、誰かの助けがあって生活しているということも自覚しやすくなると思います。

これも非常に大切なことですよね。

くり返しますが、難聴者だけでなく、誰もが誰かに助けられ、助けて生きているので、それを自覚することは大切なことです。

 

そして、誰かを頼ることもできるようになると思うし、受け入れてもらえるようなコミュニケーションの取り方も覚えやすいと思います。まあ、これは練習が必要な部分もあるかもしれません。

 

聞こえないことを自覚して、フォローの依頼をして受け入れてもらえるように、そして周りに感謝できること。

まさにセルフアドボカシーというやつですが、人としても大切なことだと思います。

 

ちなみに、この今年中学に入学した難聴の子は、小学校の難聴学級の先生にも、今まで聞こえについていろんなフォローをしてくれてありがとうございましたという手紙を書いたようです。

素晴らしい!

 

うちの子も今年小6で、親が言わなくても、自分からお礼の手紙を書いてほしいとは思いますが・・・

いや、すごく良い話ができました。

 

そして、なぜか、今回の参加者は全員新しいスポーツを始めたことが発覚(笑)!

何か通じ合うんですかね?

 

スポーツで、いろんな友達と関わるのもコミュニケーションの良い経験になるし、聞こえない場面が多く出るはずで、だったらどうすればいいか?ということをより考えるきっかけにもなりますよね。

 

もちろん、純粋にそのスポーツを楽しむことも良い経験ですし、新年度は、新しい世界が開ける時期ですね。

 

そのためにも、聞こえないことを本人や家族が自覚することが、まずもって大切だなと感じました。

聞こえる人と変わらないと思いたい気持ち、家族も強くあるかもしれませんが、それは、フォローがあればの話で、やっぱり聴力が低いのであれば、聞こえる人と同じではないんですよね。

それ以上でも以下でもない。

 

聞こえないと自覚すると、できないことが増えるわけではありません。

聞こえないと自覚するからこそ、「こうすればできる」を考えることができるようになって、できることが増えていくはずです。

 

改めて、難聴児の可能性を拡げていきたいなと思いました!