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第36回定例会を開催しました!

皆さん、こんにちは!

岩尾です。

 

第36回のそらいろ定例会を実施しました。

 

 

そらいろは、全国に会員がいるので、今回は、オンライン開催。

 

「新学期、みんなの様子はどうですか?」というテーマでフリートーク。

新学期になって、環境が変わるので、子どもたちの様子などをざっくばらんに話しました。

 

 

 

 

 

地域によっては、9人のクラスなどもあって、これはもう普通に難聴学級とほぼほぼ同じ状態!

音環境に関しては、すごく過ごしやすいですね!

 

もちろん、9人クラスだからそれでOKではなく、聞こえのフォローは必要です。

子どもによって必要なフォローも違ってきますので、そこは、学校の先生、子どもとこまめに話して、必要なフォローを実施していく必要があります。

 

また、専門の言語聴覚士の先生と話していくことも大切です。

 

最近のことですが、「それは状況をはっきりわかってないんじゃないか?」「とても有効な方法とは言えないでしょう」というようなことを正しい一つの方法として発信しているものを見ました。

 

言語聴覚士でも、難聴がわかる言語聴覚士は実は少ないです。

その中でも子どもの難聴がわかる人はもっと少ない。

また、耳鼻科の先生も同じで、難聴がわかる耳鼻科の先生も少ないです。

 

同じように、学校の先生は、ろう学校の先生でも、基本教師であって、言語聴覚士ではない場合が多いので、正確な知識、情報を持っているかどうかは人によります。

 

批判するわけではないんですけど、医師や先生という立場から素人が話を聞くと、そうなんだと信じてしまうことは多いでしょう。

でも、それによって不利益を被ってしまった例を現実に見ているので、素人であっても自分から情報を探して、納得いく結論を出すことも非常に大切です。

 

でも、権威のある人からの話だと普通に信じてしまうのは致し方ない部分はあるので、権威のある人は、正しい知識と情報を持って話してもらいたいということはあります。

わからないなら、わかる人にリファーしてもらいたいですね。

 

うちは、専門家ではもちろんないですけど、家族会の中にも専門家はいますし、専門家の人と話して情報や知識は勉強していますので、何か聞きたいことがあれば、ぜひ意見の一つとしてご相談してもらえればと思っています。

あまりにおかしな事例を見聞きしたので、正しい情報が届くようになるといいなと思っています。

 

難聴児の新学期は、いろいろ環境が変わって大変な時期かもしれませんが、家族でしっかり丁寧にフォローしていきたいですね。