· 

第29回定例会を開催しました!

皆さん、こんにちは!

岩尾です。

 

第29回の定例会を実施しました!

 

今回は、

デフサッカー日本代表の松元卓巳選手を招いてのそらいろカフェ!

 

デフサッカーのこと、デフリンピックのことから、難聴当事者である松元さんがどのようにして生活してきたのかなど、ざっくばらんに雑談しました。

 

 

 

今回は、見学の方も来られましたが、見学の方の方が多いという(笑)

でも、やっぱり、日本代表選手ですからね!

そりゃあ会って話したいですよね(笑)!

 

デフ競技は、競技場に入る瞬間から、補聴装具は全て外さなければいけないようです。

そして、両耳が55dB以上の方が対象。

難聴でも、55dB未満の方は入れません。

片耳難聴の方もこの規定では入れないということになるようです。

 

う~ん・・・

確かに、そこは平等性を導入しなければスタートラインが合わないので致し方ないのかもしれないけど、みんな一緒にできるルールって作れないかな・・・と思うんですよね・・・・

 

だって、50dBの人も、日常生活はめちゃめちゃ不便ですよ。

聞こえる人に混ざっても難しいけど、デフ競技には入れない。

例えば、難聴の人は誰でも入れる。片耳難聴でもOK。

で、55dB未満の人は、2人までとか?

 

あ、難聴者であれば誰でもOKで、

音声出してはダメってすれば、これは公正さが保てるんじゃないかな?

 

これ良くないですか?

出たときはペナルティにすれば、そういう競技になるから、それはそれで面白いかもなあとは思うけど、どうでしょうか?

 

まあ、いずれにしても、難聴者がみんなでできるようになるともっといいなと思いました。

聞こえた方が有利とは限りませんよね?

他に聞こえない人はいるので、要はメンバーでコミュニケーションをいかに取るかですよね。

 

そうそう!

で、実際、プレイ中にどうやってるんですか?

聞こえないんですよ?

右!左!前!奥!下がれ!こっち!

 

言葉じゃ伝わらないんですよ。

 

アイコンタクトとか、ジェスチャーとか、そういうもので合図してるみたいですね。

 

しかし、これ、見てみたいですね~!

俄然興味がわきました!

 

言葉を発してはいけないルールなら、僕らも体験できますね。

これやってみたいなあ・・・

自分でやってみると、代表選手のすごさもわかりますね。

 

しかし、日本はデフ選手に冷たいんですよ。

お金がないんです。

だから、選手は、自費で遠征に行くし、道具をそろえるんですよ。

 

トルコなんて、遠征費なんかは当然国から出るし、優勝したら一人家1軒もらえるみたいですよ!

2位なら車1台!

 

これはモチベーションが天と地ほど違います。

いや、モチベーションだけじゃなく、現実として参加できない、続けられない事態にもなってしまうんですよね。

 

それと、やっぱり応援してもらえないって、悲しいですよね。

国の代表なのに、国からのサポートがないというのは、本当に悲しいことです。

 

これは、かけはしの事業も同じようなことがありますので、痛いほどよくわかります。

 

無駄なお金を湯水のごとく使っている現状もあります。

そのお金のたった一部をこっちに回すことはできないのか?

悲しくなります。

 

でも、悲しんでばかりはいられません。

デフサッカー、デフ競技、そらいろ&かけはしは全力で応援します!

 

一度、生の試合を見に行きたいですね!

松元さんと連絡取りながら、こちらでもお知らせしますね(^^ゞ

 

松元卓巳オフィシャルインスタ

https://www.instagram.com/takumi.matsumoto_official/

 

日本ろう者サッカー協会

https://jdfa.jp/

 

次回定例会は4月です!

 

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    よし (金曜日, 08 9月 2023 12:27)

    こんにちは。はじめまして。
    聴覚障害児関係の情報をいろいろ見ていてこちらのブログにたどり着きました。
    そうなんです!日本ってデフ選手に冷たいんですよ。
    うちの子はウィンタースポーツのデフ日本代表だったのですが、ウィンタースポーツってただでさえお金がかかるんですよね。
    ウエアや道具もむちゃくちゃ高いですし、うちは雪国ではないので遠征費も高かったです。
    トップ選手ですら負担金があるので、うちなんかほとんど自腹という感覚でした。
    デフリンピックには行きましたが、仕事を休んですごくお金もかかって。
    今は競技からも足が遠のいている状況です。
    デフ競技の対象者についても…国によってもレベルは様々だった様子ですよ。
    2025年デフリンピックにむけて、もう少し認知度が上がるとよいですね。

  • #2

    そらいろ 岩尾 (金曜日, 08 9月 2023 14:12)

    コメントありがとうございます!
    子どもさん、デフ日本代表だったのですね!
    トップ選手ですら負担金がある状態では本当に厳しいですよね・・・
    国ももっとお金の使い方を考えてもらいたいところですよね。
    ともあれ、2025年は、もっともっとデフリンピックを知ってもらって、もっと盛り上がっていきたいですね!
    どうぞよろしくお願いします!