皆さん、こんにちは!
岩尾です。
第27回の定例会を実施しました!
今回は、
「小学校からの難聴児の学習支援」
というテーマで、
難聴特化放課後等デイサービスことのは
の代表であり、言語聴覚士の 築地宏樹さんをお招きしてお話を聞きました!
冒頭の写真は、子どもの部の写真ですね^^
知っていますか?
言語聴覚士の国家試験の合格者累計は2021年時点で36,255人
そのうち、「難聴」分野を専門にしている人は、なんとたった2,033人!
しかも、子どもの難聴がわかるのは、もっと少ない!
これはデータはありませんけど、どうでしょう?500人ぐらいいるのかな?
ともかく、かなり少ないんです。
なので、今日の話は超貴重!
そらいろだからこそできる血の通った講座です!
今日に限らず、そらいろの講座は、かなり血の通った実のあるものをやっている自負があります(^^ゞ
今日の話も、実に興味深かったですね!
聴覚障害とは、情報障害。
確かに。
聞こえないことによる情報の障害は起こっているわけで、聞こえないことで、50%ほどの情報しか得られていないとしたら、残りの50%をいかに埋めて、いかに100%に近づけるか?
ここが重要になってくるという話があり、まさに共感できますね。
言葉のかけはしでも、ここを強調して、プラス1コミュニケーションというものを提唱しています。
計算と算数は違う。
順序数と集合数は違う。
など、細かいところを教えてくれました。
そして、日本語をマスターするには、音韻が必要。
これは、手話を母語としても、日本語の人とコミュニケーションを取るには、書記日本語が必要で、書記日本語をマスターする上では音韻が重要になってくる。
でも、聞こえないと難しいですよね。
指文字で表出して理解するのか、文字で表出して理解するのか、いずれにしても音韻の理解は必要で、音声日本語でコミュニケーションを取っている子も、音韻が曖昧になっていることはあって、そこを丁寧に理解していくことが本当に重要になるわけですね。
改めて、”聞こえてる”って、すごいことだなと思いました。
聞こえていれば、音韻はそこまで手こずらないでしょう。
当たり前にあるものは、実は当たり前じゃなくて有難いことですよね。
難聴特化放課後等デイサービスことのはは、こちらです↓
ことのはは、聴力検査室もあって、聴覚管理がバッチリできます!
なかなか難聴特化の放課後デイってないので、これも有難いですね。
当たり前になってほしいですけど、本当に有難い存在です。
さあ、後半戦は、ハロウィンということで、ハロウィンスクラッチカードをやってみました!
スクラッチカード、みんな好きでしたね!
熱中してやってました!
あ、一人、「嫌いだー 疲れた・・・」と言ってましたけど、やってるんですよね(笑)
うちの子は、全部削ることに熱中してましたが…(笑)
まあ、好きなように遊べばいいよ(笑)
出来上がったカードを持って記念撮影!
が、冒頭の写真です。
そして、最後は、お菓子を配ってご機嫌な子どもたち(笑)
吐きそうにしてる子がいますが・・・
「ヤバイ!お菓子やん!!!(^^)!」って思ったとのことです(笑)
今日は、初めて参加の子、見学の子といましたが、ちょっとまだ輪に入れない子もいましたし、早速輪に入っている子もいました。
基本、難聴児は初めての場所は構えますからね(笑)
まあ、ボチボチ慣れてもらえればいいですね。
参加された皆さん、お楽しみ様でした~!
次回は、12月です(^^ゞ
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