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第25回定例会を開催しました!

皆さん、こんにちは。岩尾です。

 

第25回の定例会を実施しました!

 

今回は・・・

何と!

「現役難聴の大学生に聞いてみよう!」

というテーマで、難聴の大学生にいろんな質問をして答えてもらう会になりました!

 

 

 

いや~有難い!

もう本当に有難い!

 

なぜって、難聴の大学生なんて、こちらから探せないわけですよ。

たまたま知り合いにいるとかではない限りですね。

 

そして、小学校以下の子どもを持つ親としては、大学生ぐらいの難聴の青年って、ものすごく話がしたいロールモデルでもあるんですよね。

 

今回、何と大学生の方から、そらいろのホームページを見つけてくれて、自分で何かお役に立てるならと、連絡をくれたんです!

これもなかなかできないですよね!

よく、連絡をしてくれました!

本当に嬉しい!ありがとうございます!

 

そして、そらいろは福岡ですが、彼女は県外ということで、オンラインでつないでの開催となりました。

 

今回は、せっかくの機会なので、そらいろ外にも少しお声がけさせてもらい、見学者の方が2名来てくださいました。

うち、1人は、何と秋田県!

北と南でこんなにも簡単に繋がれる。

この面はいい時代になりましたね~!

 

さて、内容ですが・・・・

まずは、聞こえないことに対してどう捉えているのかについては、親としてはいろんな意見を聞いておきたいところ。

 

印象的だったのは、

「どうしても普通に聞こえてたらなあとは思ってしまうことはある」ということ。

 

それはそうですよね。

難聴で、音声言語で生活していれば、どうしても聞こえない場面は出るので、やはり「普通に聞こえていたら・・・」という思いはぬぐえないだろうと思いました。

本人は、このあたりが、まだ聞こえないことを受け入れられてないんだろうけど・・・とは言っていましたが、

実はこの位置が受容している位置なんじゃないかなとも思いました。

 

もっと聞こえたいけど、聞こえないのが自分だから・・・というふうに見られるかは、一つの受容の位置なのではと感じました。

 

彼女の話で面白かったのは、英語がなかなかできなかったので、それはなぜか?追求した話です。

英語だけが、他の教科と比べて、どうしても感覚的にできない。

いや、理解度で言えばできているようですが、他の教科のような進め方ができない。

どうしても遅くなる。

なぜだ??

と、追及して「こうなんじゃないか!」という一つの自分なりの答えが出たという話。

非常に、感覚的な話になるけど、その分析が、すごく面白い!

 

これは、聞こえる僕では追求しようがないんです。

そこを追求してくれた話は、なるほどなあ~と面白かったですね~

じゃあ、どうするか?

やり方はわかったけど、これは得手不得手があるから、さあ、うちの娘ができるかはわかりません(笑)

でも、面白い感覚だったですね~

 

他にも、もうかなりいろんなことを勉強させてもらって非常に有難かったんですけど、最後に彼女の方から、こんな機会をいただいて有難いですという話を聞きました。

 

難聴の話って、そんなにする機会はありません。

僕みたいに、講演活動しているとか以外ではですね。

 

どちらかというと、配慮のお願いをする機会は多かったはずです。

そういう環境の中、今回、難聴の子を持つ親や関係者に話を聞いてもらったことで、初めて自分の体験が生かされたような気がしとのことです。

それで、すごく有難かったですと言われていました。

 

難聴って、当事者も、なかなかそのことを言えない、言う機会がないとか、そもそも、周りにそういう人がいないとか、そういうことが非常に多くあります。

 

もっと自然に話題が出たりするようにしたいなとも思いますし、気軽に当事者同士がつながれる場があるというのも非常に重要なことだなと思いました。

 

そらいろは、その起点にもなれますし、お互い過ごしやすい社会に少しずつしていきたいですね。

 

しかし、いい出会いに本当に感謝です!

ありがとうございます!

また、一緒に何かしましょう(^^ゞ